サウナの注意点
サウナには健康的ないろいろな特長がありますが、同時に注意点もあります。まず共通の注意点ですが、汗が大量に出始めると無意識のうちにタオルで拭いてしまうことがよくあると思います。
タオルで拭くことが必ずしも悪いのではありませんが、サウナ効果で皮膚はふやけた状態になっており、その拭き方、タオルの押さえ方次第で、簡単に角質や角質層を傷つけ、崩している場合があります。従って普段の入浴のようにゴシゴシ擦るのは避けたいものです。
乾式サウナでの注意点は持ち物です。メガネや指輪などの金属物質は熱の伝達が速く、触ることができない位の高温になりやすく、メガネの場合にはうっかり額の上にかけてまま入ると変形してしまう事があるので、くれぐれも持ち込まないようにしてください。
湿式サウナでは低温なのでその危険性は若干低いのですが、湿度がほぼ100%という高湿度なので、実は乾燥サウナより遥かに熱が伝わりやすく、やはり同様の注意が必要です。
室内での過ごし方ですが、大きく呼吸するのは避けてください。大きく呼吸をしたり、回数を速くしたりすると、喉を通る空気の速度が上がり、熱との接触量が増加し、下手をすると喉を火傷することになるからです。又、発汗が始まるまでは、とにかく静かにじっとしているのが安全で、これは異常な乾燥を避けるためで、身体を動かしたり、友人と話したりするのは発汗後にしましょう。