サウナの基本的な効果
サウナの効果についてはいろいろあるのですが、何といってもサウナに入った後のスッキリ感が最大の魅力でしょう。大量の汗をかくことで、皮膚、汗腺、皮脂腺それぞれから汗と共に汚れや余分な脂肪が洗い流され、毛穴がキレイになり、その結果スッキリ感という効果があるのです。
これはジョギングなどの運動をした時の効果に準じるもので、運動せずにその効果が得られるのは、まさにサウナの最大のポイントです。
更にアポクリン腺からは鼻を刺す嫌な臭いも排出される効果もあります。又、サウナに入ると、温熱作用によって発汗と共に手足や皮膚などの末梢血管も広がって血行が促進され、筋肉内を循環する血流が増えるので、肩こりなどの解消にも最適です。
これは入浴後の冷水浴と併せることで更に効果が上がります。それは血管の拡張と収縮が繰り返されることで自律神経が刺激を受け、血管の柔軟性が鍛えられるからで、更年期障害をはじめ慢性のリウマチ性関節炎や、自律神経失調にも効果があるとされています。
但し日本人は基本的に冷水には弱い体質なので、手足にだけ冷水をかけたりすることでも十分効果がありますので、冷水が冷たいと感じた時は無理をしないようにしましょう。ちなみに冷水浴の水温は25~30度位が適当だといわれています。